
- 鋼材の溶接の際、片側の溶接が終了したのち作業者が2台のクレーンを使って材料を反転し、もう片側を溶接するという作業の繰り返しだった。反転している間は溶接作業を中止せざるをえず、効率が悪く、安全性の面でも問題があった。
- クレーンを使って反転作業を行うことは危険を伴うだけでなく、資格を持った人員を配置させる必要もあり、非効率的。反転作業を自動化する必要がありと判断した。
- 溶接機と走行装置、反転装置を一体化した自動溶接システムを提案。材料の搬入-溶接-反転-溶接-搬出を完全に自動化した。
- ● ボタン操作だけで一連の作業ができるため未経験者でも工程が任せられるようになった。
● クレーンや玉掛けの資格の必要がなくなった。
● 手作業を完全に省くことができ、事故の危険性が無くなった。