
- 当初は部品倉庫での運搬作業のためにピットを掘って動力源を置き、台車をチェーンで引っ張る方式を計画。しかし、コストがかさみ、メンテナンスも面倒なため、このピット式に代わる新しい方式を模索していた。
- ピット式を採用した場合、ピットを倉庫内に掘るためのコスト・時間がかかり、メンテナンスも面倒。しかも動力源と台車をチェーンでつなぐため事故が起きる危険性も無視できなかった。そこでピットの不要なシステムが必要と判断。
- 倉庫内にレールをレイアウトし、そこに自走式の台車を走らせる新しい運搬システムを提案。また配線でも予定していたケーブル式に代え、ワイヤと滑車を使う新しい配線方法を提案し、さらなるコストダウンを図った。
- ● ピットを掘る必要がなくなったため(当初は8つのピットが計画されていた)、工事期間が短縮できた。
● ピット方式とケーブル配線式をやめたこともあり、コストは当初計画の約3分の1ですんだ。
● ピットでのメンテナンス作業がなくなり、アフターケアもきわめてラクになった。